家づくり情報誌
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注文住宅を建てるなら理解しておきたい! 「つなぎ融資」とは?

マイホームを購入する時、ほとんどの方が住宅ローンを利用します。
住宅ローンという融資は、建物が完成して引き渡しをされるタイミングで始まります。建物を担保に融資を受ける、ということですね。

では注文住宅の場合はどうでしょうか。
完成してから住宅ローンの融資が始まるとなると、それまでに必要な土地購入代金や着工金、中間金などはどう工面すればいいのでしょうか。

それを解決するのが、「住宅の引き渡し前に必要な資金を一時的に立て替えるためのローン」=「つなぎ融資」です。

つなぎ融資とは?

住宅の引き渡し前に発生する費用の支払いのために利用する融資のことです。
まさに、住宅ローンの契約までを「つないで」くれます。
借り入れた資金は、住宅ローンのように一定額ずつ返済していくのではなく、住宅ローンの融資実行時にまとめて返済するのが一般的です。

自己資金がなくても注文住宅を建てられるということは嬉しいポイントですが、つなぎ融資には注意しておきたい特徴もあります。

利用する前にチェックしておきたい注意点

①住宅ローンと比べて金利は高い

住宅ローンの融資実行時につなぎ融資を一括返済しますが、それまでの期間は利息を支払う必要があり、長ければ長いほど利息の負担が増えてしまうので注意が必要です。

②住宅ローン控除は利用できない

住宅ローン控除には「新築または取得の日から6ヵ月以内に物件に居住し、12月31日まで住み続ける」という利用条件があります。つなぎ融資は引き渡し前の費用に充当されるため、この条件を満たしていません。

③契約に関する諸費用が増える

融資を受けるためには、印紙税や融資手数料、ローン保証料などの諸費用がかかります。住宅ローン1本の場合に比べ、つなぎ融資を受ける場合は契約本数が2本になるため、それぞれに契約費用がかかり、返済負担は大きくなります。

④住宅ローンの選択肢が狭くなる

つなぎ融資は住宅ローンとセットで契約するのが一般的です。そのため住宅ローンの選択肢が、つなぎ融資を用意している金融機関に狭まる可能性があります。

特徴をよく理解してから利用しよう!

つなぎ融資は、自己資金が少なくても注文住宅を購入できる嬉しい仕組みですが、住宅に関わる費用としてはマイナスの面が多いのも事実です。
同様に住宅の引き渡し前に、「土地にのみ」融資を受けられる、「土地先行融資(分割融資)」というものもあります。どちらを利用すべきか、よく検討してみる必要がありそうです。