60代からの家づくりはどうする? 後悔しないための間取り・バリアフリー設計のポイント

60代からの家づくりはどうする?

後悔しないための間取り・バリアフリー設計のポイント

奈良の住宅紹介カウンター「ナラタテ」では、60代からの住まいづくりに関するご相談が年々増えています。
この記事では「60代からの家づくり」の最適解を、バリアフリー・ユニバーサルデザインの違いや、間取りの工夫、新築・リフォームの選び方を交えて詳しく解説します。


目次

  1. なぜ60代から家づくりを考える人が増えているのか
  2. 60代の家づくりで重要な「バリアフリー」と「ユニバーサルデザイン」
  3. 60代からの家づくりで押さえたい8つの間取りポイント
  4. 新築とリフォームどちらを選ぶ?メリット・デメリット
  5. 奈良で60代からの家づくりを相談するならナラタテへ
  6. まとめ 〜今と将来を見据えた家づくり〜

1. なぜ60代から家づくりを考える人が増えているのか

  • 子どもの独立を機に、夫婦ふたりで快適に暮らせる平屋に建て替えたい
  • 自然豊かな地方(奈良の山間部など)に移住したい
  • 二世帯住宅を建てて子世帯と同居したい
  • 退職金を活用して“最後の家”を建てたい

こうした理由で「60代からの家づくり」を検討される方が増えています。
同時に、年齢を重ねることで体力や健康面の変化に備える必要があり、「安心」と「快適」を両立できる住まいづくりが求められています。


2. 60代の家づくりで重要な「バリアフリー」と「ユニバーサルデザイン」

バリアフリーとユニバーサルデザインの違い

バリアフリーとは?

高齢者や障がいのある方の暮らしやすさを考え、生活の“障壁”を取り除く設計。
例:玄関スロープ、浴室の段差解消、トイレの手すり設置。

ユニバーサルデザインとは?

年齢や体の状態に関係なく「誰にとっても使いやすい」ことを目指す設計思想。
例:レバー式ドアノブ、自動水栓、音声案内つきエレベーター。

▶ 60代からの住まいづくりは、この2つをバランスよく取り入れるのが理想です。


3. 60代からの家づくりで押さえたい8つの間取りポイント

60代からの家づくりにおける意識したい8つのポイント

  1. 廊下は120cm以上を目安に広めに
  2. 玄関・浴室・トイレの段差をなくす
  3. トイレ・浴室は介助しやすい広さに
  4. キッチンは立っても座っても使いやすい高さに
  5. 収納は“腰〜目線の高さ”に配置
  6. 寝室・水まわり・リビングを近くにまとめて動線短縮
  7. 開き戸より引き戸で介助もスムーズに
  8. 明るく均一な照明で影を減らす

4. 新築とリフォームどちらを選ぶ?メリット・デメリット

新築orリフォーム

新築のメリット

  • 平屋や二世帯住宅など、最初から自由に設計できる
  • バリアフリーやユニバーサルデザインを取り入れやすい

リフォームのメリット

  • 今の住まいを活かしながら改善できる
  • 手すり設置や段差解消など、必要な部分から取り入れやすい

👉 新築かリフォームか迷う場合は、予算・時期・将来像を整理することが大切です。


5. 奈良で60代からの家づくりを相談するならナラタテへ

ナラタテは、奈良県内の信頼できる工務店・住宅会社をご紹介するカウンターサービスです。

  • 無料で複数社のプランや見積もりを比較できる
  • 60代の家づくりに詳しいアドバイザーが相談に対応
  • 新築・リフォームの両方に対応可能

「どんな会社に頼めばいいかわからない」という方こそ、まずはナラタテにご相談ください。


6. まとめ 〜今と将来を見据えた家づくり〜

60代からの家づくりは「今の暮らしを快適にすること」と「将来の安心に備えること」の両立がカギです。

バリアフリーやユニバーサルデザインを取り入れた間取りの工夫で、誰もが長く安心して暮らせる住まいを実現できます。

奈良で「60代からの家づくり」をお考えなら、ナラタテがあなたにぴったりの会社探しをお手伝いします。

👉 まずはお気軽にご相談ください。ご来店予約はこちらから

我が家にとってベストなのは…リフォーム?建て替え?

“両親から譲り受けた築35年の物件。建て替えるべきかリフォームすべきか迷っています・・・”
先日ナラタテにお越しいただいたお客様から、このようなご相談をいただきました。

リフォームか、建て替えか。
ベストな選択をするためにはそれぞれの特徴を理解しておく必要があります。

リフォームの特徴

既存の基礎部分は残して、既存の住宅の活かせる部分を活かしながら、部分的に改築・修繕・増築などを行い、新築同様の状態に戻すこと。内部をすべて解体撤去してコンクリート剥き出しの状態にしてから、新しく内部を造り直す「リノベーション」もリフォームの一種されることが多い。

費用は内容によりさまざまだが、約300万円~2000万が相場とされ、改修費用以外の諸経費は基本的には必要ない。工期も約1カ月程度と短いが、間取りには一部制約があり、自由度は新築に劣る。

また構造上の問題があったり、劣化が激しかったりする場合は、補修費用などが上乗せされ、建て替え以上の費用となってしまう場合もある。

建て替えの特徴

既存の住宅をすべて解体してゼロから自由に設計していく。「建築基準法で定められた幅員(幅)4m以上の道路に2m以上接した土地でなければ、原則として建て替えができない」などの制約があり、実はすべての物件が再建築可能という訳ではないので要注意。

費用は内容により異なるが、約1000万円~4000万が相場とされる。さらに解体費、破棄費、建て替え期間の仮住まい費用、引越し費用などの改修費用以外の諸経費がかかる。工期も平均4~6カ月とリフォームに比べて長期間となる。

コスパならリフォーム!自由度、長期的に考えると建て替え!

「うちの家はどちらがベスト?」と悩まれている場合は、既存の住宅の建物自体の状態を「ホームインスペクション(建物診断)」を使って調べてから考えることもおすすめしています。
ナラタテでは、ホームインスペクションの経験が多い住宅会社、また譲り受けた建物の場合に多くついて回る、「相続問題」に強い住宅会社をご紹介することもできます。まずは、お気軽にご相談ください。

 

(最終更新日:2022年4月4日)