奈良すまい図鑑シリーズ『奈良で注文住宅を建てる2024』

奈良県で注文住宅を建てたい方のための
住宅専門雑誌
『奈良で注文住宅を建てる2024』(¥1,100税込)が
12月20日に発売されました。

今回は「一冊丸ごと全部奈良!」をテーマに

奈良の工務店で建てた実例33邸を一挙公開‼

注文住宅を建てたい方の不安や疑問の解消に役立つ基礎知識や最新情報、奈良の住宅会社の紹介など情報満載で、奈良での住まいづくりについて考えるときにおすすめしたい一冊です!

さらに深く知りたい企業の資料は、一括で請求できるので住宅会社選びにもとても便利!

 

この『奈良で注文住宅を建てる2024』は、「奈良住まい図鑑シリーズ」より出ている奈良で家づくりをする方のための専門誌です。

住宅相談カウンターナラタテのアドバイザーが編集しています!
ご相談の際、この本を見ていただきながらお話したり、ご紹介させていただくこともあります。

 

これまで、奈良県内でご希望のイメージやライフスタイルを、素敵な住まいとして実現させてきた住宅会社の施工例がたっぷりと掲載されています。

憧れの上質住空間

立地、素材、質感、イメージを思う存分追い求めた邸宅をお施主様のストーリーと併せてご紹介。

イメージが膨らむプラン集

妥協せずこだわった点や、生活スタイルを具現化したポイントを12の住まいからご紹介。

奈良すまい図鑑編集部がセレクトして疑問にお答えする注文住宅で知りたいことセレクション!

奈良県下の本屋さんにて発売中。インターネットでも!

ぜひお手に取っていただき、奈良の工務店が建てた素敵な注文住宅の実例の数々をご覧ください!

ナラタテでは、ご来店いただくことなく毎月先着10名様に同シリーズの最新号をプレゼントしております。
詳しくは

コチラへ!

コストをかけるべき場所とは? 後悔のないコスト配分を考えよう

人生最大のお買い物と言ってもいいマイホーム。

予算の計画を立てるにも

何にお金を多く使ってどう計画を立てたものか。

一番に悩むポイントではないでしょうか。




家を建てることが決まって

実際打ち合わせを重ねていくと

大きな金額がたくさん出てきて

後半になると金銭感覚がマヒしてくることも・・・




気づけばはじめに計画していた予算から大幅オーバー!

なんてこともありがちです。

建てた後に「こうしておけばよかった」と思わないように

予算の配分を上手にしておくことが、後悔のない家づくりにつながります。




今回は予算の配分の優先順位をご紹介していきます。

 

目に見えないけれど
大事な場所にお金をかけよう!

 

家を建てるにあたり、『変更するのが難しい箇所』『後からだと多額のコストがかかる箇所』を

最優先させることをおすすめします。




耐震性や耐久性をになう主要構造部。これは命を守る心臓部。

コストカットからまず外すべき箇所です。

外壁や屋根に関しても、災害にかぎらず修繕などのランニングコストを考えると

耐久性を重視して予算をつかうのもひとつの選択肢です。




次に快適性・省エネ性能。日々の暮らしに直結してくる暑さ、寒さは住んでから

「こうしておけばよかった!」と思う大きな後悔ポイントにもあがります。
 

断熱材や気密性を考えた予算分配が大事になります。

また断熱性能が高い省エネ住宅は光熱費ランニングコストも抑えられ、

一年中快適な温度の空間で過ごせることに!

 

性能の高い新築住宅には国を挙げての手厚い補助金も

 

2025年4月からは省エネ基準に適合した住宅しか建てられなくなります。

それぞれの自治体でも補助金制度を出しているのでそれらも併せて考えるのも大切です。

💲価格で見る実例紹介

アンティーク仕上げの高耐震かつ省エネ住宅

2023注文住宅_なかむら工務店
■ 2,800万円台 〈延床面積 145.75㎡(44.09坪)〉■
※設計料・工事費含む
※奈良すまい図鑑 注文住宅2023調べによる
※2022年12月1日現在

薪ストーブが似合う❝桧づくし❞の住まい

■ 2,600万円台 〈延床面積 119.00㎡(36.00坪)〉■
※設計料・工事費含む
※奈良すまい図鑑 注文住宅2023調べによる
※2022年12月1日現在

建材を活かして住み替えたアンティーク調の家

■ 2,700万円台 〈延床面積 117.00㎡(35.40坪)〉■
※設計料・工事費含む
※奈良すまい図鑑 注文住宅2023調べによる
※2022年12月1日現在

暮らし方を豊かにする明るく開放的な住まい

■ 3,500万円台 〈132.48㎡(40.07坪)〉■
※設計料・工事費含む
※奈良すまい図鑑 注文住宅2023調べによる
※2022年12月1日現在

伝統技法を用いた和モダンデザイン

■ 2,500万円台 〈延床面積 114.00㎡(34.48坪)〉■
※設計料・工事費含む
※奈良すまい図鑑 注文住宅2023調べによる
※2022年12月1日現在
奈良すまい図鑑では
  • 価格からみる実例
  • ポイントから見る実例
  • 平屋
さまざまな切り口から住宅の情報をお届けしております。

 

「難しいことたくさん考えるの無理だ~!!」と心配になった方!

ご安心ください。

住宅相談カウンター❝ナラタテ❞では,補助金をはじめ

予算計画、耐震、断熱、お金をかけるべき箇所だけでなく

実例を見ながら、家事動線やライフスタイル

それぞれのお家の計画にぴったりの工務店をマッチングしてご紹介します。

 

いかがでしたでしょうか?

「どこに重点をおいてコストをかけるか」はそれぞれ違うものです。

しっかり事前に家族で話し合い、

工務店に相談するもよし、

予算面でも無理のない家づくりをかなえてください!


第1・3土曜、日曜は、初心者さん大歓迎の「家づくり」無料相談会実施中

我が家はいったい、いくらくらいの家を建てられる(=ローンが組める、予算がある)のか?」

マイホームを考えるとき、まず初めに考えることではないでしょうか。

いくらローンが組めるのかは、土地と建物の概算見積もりを出さなければわからない

いったいいつ、住宅ローンの借入額がわかるのでしょうか。
本当に借り入れできる額は、ある程度、土地と建物の概算を住宅会社に見積もりしてもらい、それを持って金融機関へ赴き、
ご家族の年収や勤務状態、その他さまざまな状況の審査を経て決定されます。

概算見積もりをしてくれる住宅会社はどうやって選べばいいのか

はっきり言うと、どこの会社でも、最終的には概算見積もりは出してくれるでしょう。
しかし、

    • デザインテイストが好きではない
    • 担当のスタッフとの相性が合わない

    これらが分かっているのに、概算見積もりのために手当たり次第に住宅会社へアタックするのは労力もメンタルもなかなか大変です。
    やはり、いざ住宅ローンの審査を行う際には、気になる会社や気に入った会社に概算見積もりしてもらいたいですよね。

    だから、「住宅会社相談&紹介カウンター」が存在します


    一般的に、勤続年数が3年以上のサラリーマンの場合、「年収の7倍を借り入れできる」と言われており、おおよそ、そのようです。
    私たち、「ナラタテ」では、ご相談内容に応じて家づくりのさまざまな局面のお手伝いをしていますが、
    一番の役割は、「気に入った会社を数社でも見つけていただいて、お客様の家づくりのスタートの背中を押すこと」だと考えています。

    そのために、まずお客様のお話をたくさんお聞きします。

    お金のお話の最中に、好きなデザインのお話になることもあります。
    あるいは、お子様の進学のお話になることもありますし、相続問題があることを知ることもあります。
    パラパラと浮かんでは消える条件をナラタテにまとめてほしいとおっしゃる方もいらっしゃいます。

    それらをまとめ上げていき、「年収の7倍を借り入れできる」という予想のもと、
    お客様にぴったりな工務店をチョイスしています。

    工務店のチョイスをする前に、

      • お客さまが今知りたかったことはなにか
      • 今買うべきか、頭金を貯めるべきか
      • ライフプランに合わせた資金計画を専門家(=ファイナンシャルプランナー)と相談すべきではないか

    ということも考えています。

    ご家族に「今必要な情報」を一緒に考えるお手伝いをしています。

    必ず工務店を紹介することがゴールではありません

    「いきなり工務店まで紹介されるのは、ちょっと気が引けるなあ」とお考えの方もいらっしゃいます。

    ご安心ください。

      • 「注文住宅による新築戸建てか、マンションリフォーム&リノベーションか、はたまた建売住宅の購入か、どれがぴったりか分からない」
      • 「まずは奈良の家づくりの相場を知りたい」
      • 「どんな住宅会社があるのかだけ知りたい」
      • 「ナラタテが認めている住宅会社を知りたかっただけ」
      • 「家づくりに必要な基礎知識や段取りを教えてほしい」

      このようなご相談だけでも、よろこんでお手伝いしております。

      一歩を踏み出すことで、不思議とマイホームへの道筋が見えるものです

      ナラタテで、ご相談をしていただいたことがきっかけで、資金計画への取り組み方、
      家づくりの情報の集め方、情報を見るポイントが分かってきます。

      初回ご来店後、何度かナラタテのアドバイザーとメールでゆるいお付き合いをして、ご自分のペースで納得して家づくりを始められる方もたくさんいらっしゃいます。

      特に第1・3土曜、日曜に初心者さん大歓迎の無料相談会を開催しています!

      ぜひ、お気軽にご予約&ご来店ください。

    • (最終更新日:2022年5月24日)

家づくりにかかるお金の種類

初めての家づくりに取り組んだ時、「こんなにお金がかかるの~?!」とみなさん一度は思われるのではないでしょうか。
「土地+建物代金(本体工事費)」だけを予算としてイメージして、土地や住宅会社を探している方は要注意です!その他にかかる「付帯工事費」、そしていわゆる「諸費用」というものが、実は結構あるのです。

今日はその部分を細かく分解、だいたいどのくらいの負担になるのかをイメージしていただけたらと思います!

付帯工事費

(※会社によっては本体工事費に含まれている場合もあります。)
・地盤工事
・外構、植栽工事
・ガス工事
・電話工事

土地購入にかかる諸費用

・仲介手数料(土地の代金×3%+6万円+消費税が上限)

住宅ローンに関わる諸費用

・事務手数料(2万~10万円程度が一般的)
・団体信用生命保険料(銀行の住宅ローンの場合は銀行負担が一般的)
・火災保険料(加入を融資の条件にしている金融機関が多い)

住宅の登記にかかる諸費用

・建物の所有権保存登記、土地の所有権移転登記
・抵当権設定登記(住宅ローンを借りる場合)
・司法書士報酬

入居後にかかる諸費用

・不動産取得税(購入後1度だけ)
・固定資産税、都市計画税(毎年)

その他

・地盤調査費
・建築確認申請費用
・地鎮祭・上棟式費用
・引越し費用
・各種契約書類の印紙代 など

例えばのお話

例えば家づくりにかける予算が5000万だったとして、「土地2000万+住宅3000万」と仮定しましょう。
“じゃあネットで2000万程度の土地を探してみよう!3000万くらいの家なら●●会社の注文住宅が相場かな?”と話を進めてしまうと危険です!

土地の仲介手数料は( 取引額(売買価格) × 3~5% + 2~6万円 ) + 消費税)ですので、だいたい75万円程度。差し引くと、予算内にするためには1900万円前後に抑えたいところですね。

住宅部分でいうと、付帯工事費と諸費用として2割~3割程度の費用がかかります。家本体にかけられる予算が3000万円ならば、600万円~900万円は付帯工事費+諸費用にかかると考え、本体価格の予算を2100万円~2400万円と想定するのが無難でしょう。

賢く予算を組んでから土地探しをしよう!

「土地+建物代金(本体工事費)」だけを考慮して予算を組んでしまうと、土地探しや住宅会社探しに動き出してから痛い目に遭うなんてことも・・・
ナラタテでは資金計画のご相談にも乗らせていただいておりますので、よろしければ一度ご相談にいらしてくださいね!

 

(最終更新日:2022年4月11日)

住宅会社の見極め方、選び方

家づくり最大のポイントともいえる、パートナー選び。
※関連コラム:あなたはどこで建てる?ハウスメーカー、工務店、設計事務所の違い

スマホでいくらでも情報が手に入る時代だからこそ「なにを決め手に会社を選べばいいの?」と露頭に迷う方が多くいらっしゃいます。

「価格」「デザイン」「性能」のベストバランスとは?

住宅会社選びの柱は大きく分けると「価格」「デザイン」「性能」の3つ。
言ってしまえばすべてを満たしてくれる会社が理想なのですが、これらは相互に影響し合い、両立が難しかったりするものです。

すべきことは「価格」「デザイン」「性能」、この3つのバランスを見極めること。
「予算3000万以内は絶対条件で、奈良の木を使った住まいにしたい。家族3人、最低限の広さがあればいい。」
「マイホームを建てるからには自然光が差し込む、大きな吹き抜けのあるリビングがいい!でも寒がりなので、断熱性・気密性の高さも重要。」

こんな風に家族で話し合い、優先事項を整理してみてください。

希望条件の整理が出来たら、会社選び!

そしてその希望をかなえられる会社はどこか。
その選択を精度高く、効率よく行うために、ぜひ「ナラタテ」にお越しください!
第三者である「ナラタテ」アドバイザーにお話いただくことで、家族の希望のすり合わせができたり、新たな要望が出てきたり、なんてことも♪

しかし、やっぱり最後の大事なポイントは、「人と人との相性」です。
「ナラタテ」では条件のマッチングだけでなく、住宅会社の代表者やスタッフの雰囲気、経歴、家づくりへのこだわり等をしっかりお伝えし、お客様との相性も考慮したご紹介を心がけています。

みなさんが家づくりのベストパートナーに出会えることを願って、ナラタテでお待ちしております!

 

(最終更新日:2022年4月4日)

注文住宅を建てるなら理解しておきたい!「つなぎ融資」とは?つなぎ融資の考え方を学ぼう

マイホームを購入する時、ほとんどの方が住宅ローンを利用します。

「住宅ローン」という融資は、「建物が完成して」引き渡しをされるタイミングで始まります。建売住宅の場合は、もう建物が建っている状態ですので、「契約して居住して住宅ローンが始まる」という分かりやすいイメージがあります。

つまり、「資産として完成した土地や建物=不動産を担保に融資を受ける」、ということですね。

住宅ローン_つなぎ融資_金利では多くの方が土地探しから始まる「注文住宅」を建てる場合、それまでに必要な土地購入代金や着工金、中間金などはどう工面すればいいのでしょうか。

それを解決するのが、「住宅の引き渡し前に必要な資金を一時的に立て替えるためのローン」=「つなぎ融資」です。

つなぎ融資とは?

住宅の引き渡し前に発生する費用の支払いのために利用する融資のことです。
まさに、住宅ローンの契約までを「つないで」くれます。

借り入れた資金は、住宅ローンのように一定額ずつ返済していくのではなく、住宅ローンの融資実行時に、住宅ローンを使ってまとめて返済するのが一般的です。

つなぎ融資を借りるときの返済方法

つなぎ融資_ネット銀行つなぎ融資の「元金」は、基本的に「住宅ローン」を実行した時に一括で返済する、という方法が取られます。
しかし、融資につきものの利息部分を、「いつ」返済するかで、総返済額が変わってきます。

返済方法は大きく3つ

①土地購入費から、建物引渡し(住宅ローンスタート)まで、つなぎ融資の元金と利息の支払いはなしにして、住宅ローン実行時に一括返済するというカタチをとる方法

②毎月、つなぎ融資の「利息」だけ支払い、建物引渡し(住宅ローンスタート)後住宅ローン実行時に、つなぎ融資の元金を一括返済するというカタチを取る方法

③つなぎ融資の「利息」だけを「一括」で支払い、建物引渡し(住宅ローンスタート)後住宅ローン実行時に、つなぎ融資の元金を一括返済するというカタチを取る方法

自己資金が少なくても注文住宅を建てられるということは嬉しいポイントですが、つなぎ融資には注意しておきたい特徴もあります。

つなぎ融資の利用前にチェックしておきたい5つの注意点

①住宅ローンと比べて金利は高い

住宅ローンの融資実行時につなぎ融資を一括返済しますが、それまでの期間は利息を支払う必要があり、長ければ長いほど利息の負担が増えてしまうので注意が必要です。

②住宅ローン控除は利用できない

住宅ローン控除には「新築または取得の日から6ヵ月以内に物件に居住し、12月31日まで住み続ける」という利用条件があります。つなぎ融資は引き渡し前の費用に充当されるため、この条件を満たしていません。

③契約に関する諸費用が増える

融資を受けるためには、印紙税や融資手数料、ローン保証料などの諸費用がかかります。住宅ローン1本の場合に比べ、つなぎ融資を受ける場合は契約本数が2本になるため、それぞれに契約費用がかかり、返済負担は大きくなります。

④住宅ローンの選択肢が狭くなる

つなぎ融資は、住宅ローンの融資実行時に一括返済される形をとるので、住宅ローンとセットで同じ金融機関と契約するのが一般的です。そのため住宅ローンの選択肢が、つなぎ融資を用意している金融機関に狭まる可能性があります。

⑤つなぎ融資に住宅ローン控除は適用されない

住宅完成前から借り入れを行うつなぎ融資は住宅ローン控除の適用外ですので、土地取得、着工金・上棟金などは住宅ローン控除を利用できません。しかし建設会社に支払う残金については住宅ローンで精算するため利用可能です。

金融機関別に、つなぎ融資の条件を比較

      • 楽天銀行:同社の住宅ローンに申し込み、住宅金融支援機構の買取仮承認(※以下「承認」と表記。)を取得する。または同社が指定する団体信用生命保険に加入する。
      • イオン銀行:同社のフラット35に申し込み、承認を取得する。
      • 優良住宅ローン:同社のフラット35に申し込み、融資内定を受ける。または同社提携会社との請負契約に基づき、建設される。

つなぎ融資_住宅ローン控除有名な都市銀行だけでなく、地方銀行やネット銀行も含めて、金利や手数料なども吟味して比較してみましょう。

住宅会社によっては提携している金融機関を紹介してくれる場合もあるので、依頼予定の住宅会社に確認するのもいいかもしれません。

特徴をよく理解してから利用しよう!ご相談は「ナラタテ」へ

つなぎ融資は、自己資金が少なくても注文住宅を購入できる嬉しい仕組みですが、住宅に関わる費用としてはデメリットが多いのも事実です。
つなぎ融資を使わない場合は、同様に住宅の引き渡し前に「土地にのみ」融資を受けられる「土地先行融資(分割融資)」という方法もあります。どちらがよいか、ご利用前によく検討してみましょう。

奈良の住宅会社紹介カウンター『ナラタテ』では、家づくりにまつわるお悩みや疑問にお答えしています。土地購入や注文住宅についての適正予算の算出はもちろん、ローンのご相談やファイナンシャルプランナーのご紹介も無料です。ご予約フォームからぜひお気軽にお問い合わせください。

(最終更新日:2023年1月10日)

【交付・申請等が延長されています!】今注目の「こどもみらい住宅支援事業」とは?

2022年3月28日より交付申請の受付が開始された、今話題の「こどもみらい住宅支援事業」。

新築最大100万円という支援金額と、その対象範囲の広さや、【こども】とはついていますが、リフォームに関しては全世帯が対象であることから、今注目が高まっています。

新築・リフォーム・リノベーションを検討中の方には、必ず目を通しておいていただきたい内容です!

注文住宅の新築の場合

対象者

以下の条件①②を満たす方が対象。
①子育て世代(2003年4月2日以降に出生した子を有する)、又は若者夫婦世帯(いずれかが1981年4月2日以降生まれ)
②こどもみらい住宅事業者と工事請負契約を締結して住宅を新築

対象となる新築住宅

以下の条件①~⑥を満たす住宅。
①所有者自らが居住する。
②土砂災害特別警戒区域外に立地する。
③未完成または完成から1年以内であり、人の居住の用に供したことのないもの。
④住戸の床面積が50 ㎡以上。
⑤下記いずれかに該当することが証明できる。
・ZEH住宅
・高い省エネ性能等を有する住宅(認定長期優良住宅、認定低炭素住宅、性能向上計画認定住宅のいずれかに該当)
・一定の省エネ性能を有する住宅(断熱等性能等級4 かつ 一次エネルギー消費量等級4の性能を有する住宅)
⑥交付申請時、一定以上の出来高の工事完了が確認できる。

対象期間

以下の条件①~③を満たす場合。
①工事請負契約の期間:2021年11月26日~2023年3月末

②建築着工の期間:こどもみらい住宅事業者の事業者登録以降
③基礎工事の完了(工事の出来高):建築着工~2023年3月末

④引渡し‣入居‣完了報告:2023年10月末
※【ご注意ください!】「一定の省エネ性能を有する住宅」については、2022年6月30日までに工事請負契約または不動産売買契約を締結したものに限定する

【原油・物価高による交付・申請機関の延長が行われています!】最新のスケジュールや変更は国土交通省のサイトより確認指定ください!

補助額

・ZEH住宅:100万円
・高い省エネ性能等を有する住宅:80万円
・一定の省エネ性能を有する住宅:60万円

リフォームの場合

対象者

以下の条件①②を満たす方が対象。
①こどもみらい住宅事業者と工事請負契約を締結してリフォーム工事をする
②リフォームする住宅の所有者等である
つまり全世帯が対象

対象となるリフォーム工事

①開口部の断熱改修
②外壁、屋根・天井又は床の断熱改修
③エコ住宅設備の設置
④子育て対応改修
⑤耐震改修
⑥バリアフリー改修
⑦空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
⑧リフォーム瑕疵保険等への加入

※④~⑧については、①~③のいずれかと同時に行う場合のみ補助の対象となる。
※申請する補助額の合計が5万円未満の工事は補助の対象とならない。

対象期間

以下の条件①②を満たす場合。
①工事請負契約の期間:2021年11月26日~2023年3月末

②建築着工の期間:こどもみらい住宅事業者の事業者登録以降

補助額

原則、1戸あたり30万円が上限。
ただし以下①~③の場合は、上限額がそれぞれ引き上げられる。
①子育て世帯または若者夫婦世帯であり、自ら購入した既存住宅のリフォームである:引き上げ額60万円
②子育て世帯または若者夫婦世帯であり、自ら購入した既存住宅のリフォームではない:引き上げ額45万円
③子育て世帯または若者夫婦世帯には該当しないが、自ら購入した安心R住宅のリフォームである:引き上げ額45万円

※同一住宅に複数回のリフォーム工事を行う場合、補助上限額の範囲内で申請を行うことができる。

手続き方法、流れ

では、施主はどのような流れでこの制度を利用することができるのか追って行きます。

こどもみらい住宅事業者を探す

前述したとおり、この制度はあらかじめ登録された住宅会社との工事請負でしか利用できません。
奈良県の登録事業者は、こちらのサイトから検索することができます。
【国土交通省】こともみらい住宅事業者の検索

契約締結

住宅会社と、この制度を利用できる要件を満たしているかを確認して契約締結をし、工事に着手します。
新築の場合は、基礎工事等の完了後、リフォームの場合は全工事の完了後に住宅会社が申請を行います。

補助金の交付

この制度の補助金は、施主ではなく住宅事業者に振り込まれます。

まとめ

対象者の範囲が非常に広く注目されているこちらの制度ですが、対象時期に細かい条件があり、補助金を享受するためには事前に抑えておきたいポイントがあることをご理解いただけたでしょうか。

ポイントのおさらい

  • 施工会社がこどもみらい住宅登録事業者か
  • 契約のタイミングやそれぞれの期限に当てはまるか
  • 対象となる住宅の条件を満たしているか

これから住宅会社選びをする!という方は、まずはこの制度を利用できるこどもみらい住宅事業者かという点からお始めください。
そして、「この事業自体に予算がある」ということも頭にいれておきたいですね。

もちろんナラタテでも、制度の利用に熟知した住宅会社を中心にご紹介をすることができます。
補助金制度を賢く活用して、後悔のない家づくりをしていきましょう!

 

(最終更新日:2022年4月4日)

あなたはどこで建てる?ハウスメーカー、工務店、設計事務所の違い

家づくりを成功させるための最大のポイントである、住宅会社選び。”さて、どの住宅会社にしよう?” と調べてみたら、その膨大な数に圧倒されている人も多いのではないでしょうか。住宅会社の選び方としてはデザインや予算、性能など色々な要素から検討すべきですが、「どんな家づくりをしたいか」でまずは大きく3タイプに分かれます。

自分の理想をかなえてくれるのはどのタイプか、それぞれの特徴を見ていきましょう。

ハウスメーカー

選択できる機能や仕様を、カタログから選んでいくような家づくりです。家自体の施工は多くの場合、住宅メーカーと契約した工務店などが行います。始めから最後まで営業マンとやりとりをし、建築士が打ち合わせに出てくることはあまりありません。

ハウスメーカー_違い_価格

メリット

  • モデルハウスやカタログなど、サンプルが豊富にあり完成のイメージがつきやすい。
  • 建材の多くを工場内で生産するため、精度が高く仕上りも均一。現場では簡略的な施工マニュアルに沿って建設するため、施工期間が短く、性能と品質が安定している。

デメリット

  • 仕様や材料の選択の幅が狭く、プラン上の制約があることも多い。
  • 敷地・地域の特徴など、建主ごとの状況に対する細やかな対応は不得手。

こんな人が「ハウスメーカー」向き

  • 全てを自分で決めるより、限られた選択肢から選ぶくらいの自由度でいい!
  • ブランド志向が高く、安心感のある会社がいい!

工務店

地元に密着した住宅会社・建築会社で、設計から施工まで一貫した家づくりをします。会社の体制や規模にもよりますが、設計士や大工など全てがインハウスのところがほとんど。経験や実績を生かして、実際の施工を中心に据えた形で打ち合わせが進みます。

ハウスメーカー_工務店_不動産

メリット

  • 担当一貫性が多いため、意思疎通がしやすく小回りがきき、連絡するとすぐに駆け付けてくれるような細やかな対応と人付き合いを得意とする。
  • 建材や製品にお得意先があることが多く、その範囲では品質や性能の割に安価で採用できる。

デメリット

  • ハウスメーカーと比較すると規模が小さく、社会的信用の面では劣る。
  • モデルハウスやカタログが少なく、イメージしづらい。

こんな人が「工務店」向き

  • こだわりの素材を取り入れるなど、自分好みのオリジナルな家づくりをしたい!
  • 地元での長いお付き合いを大切にしたい!

設計事務所

工事は行わず、独立した立場で設計・監理を行うスペシャリストです。設計は建築設計事務所が行い、作成された設計図を基に施工会社が施工するという、設計と施工は完全に分離した形で家づくりが進みます。

設計事務所_ハウスメーカー_関係

メリット

  • デザインや設計力に特徴があることが多く、プランにこだわることができる。
  • 建築家としての考え方やデザインを付加した提案を受けることができる。

デメリット

  • ハウスメーカーや工務店と比較すると、建主側の時間と手間がかかる。
  • 設計監理費がかかるためやや割高。

こんな人が「設計事務所」向き

  • 唯一無二、オーダーメイドな家づくりを楽しみたい!
  • 変形敷地など条件が特殊だから、設計力のある人に任せたい!

ちなみに「ビルダー」って?

ハウスメーカーほどの規模はないものの、1~3都道府県程度のエリアに特化して、年間数百棟~数千棟くらいの住宅を供給する会社のことです。

ハウスメーカーと工務店の間のかなり広い範囲を指すことが多く、「地域ビルダー」「ホームビルダー」などとよく言われます。独自の商品ラインアップをもっているなど、ハウスメーカーのような形態をとっているパワービルダーも。全国的な知名度はなくても地元トップシェアを持つ会社もあり、工務店とハウスメーカーのいいとこどりとも言えるでしょう。

あなたはどのタイプ?

家づくり成功の1番のポイントは、自分たちの家づくりに対する価値観に合った良いパートナー(住宅会社)に出会うことです。

気になる予算も、住宅会社によって坪単価はさまざま。

知名度やモデルハウス、住宅イベントの雰囲気で決めるのではなく、「理想の家づくり」「理想の住まい」とは何かを一度じっくり考えてみてはいかがでしょうか。

奈良の住宅会社紹介カウンター「ナラタテ」では、時間をかけてお客様にしっかりと向き合い、あなたにぴったりの住宅会社をご紹介します。

サービスはすべて無料!ご来店予約はこちらから、お気軽にお問合せくださいね。

(最終更新日:2022年12月26日)