育児中でも快適に暮らすために必要なのは、“取捨選択の視点”
– 整った暮らしの鍵は、“動線”と“仕組み” –
子育てしながらでも、おしゃれで整った暮らしをしたい。
そんな想いに寄り添うヒントを、奈良の住宅会社紹介カウンター「ナラタテ」のアドバイザーの視点でお届けします。
■きれいに暮らすあの人、私と何が違う?
「今日こそ断捨離するぞ!」と思いながらも、気づけば洗濯、宿題、プリントの山に追われて一日が終わる…。
子育て中の家庭ではそんな日常が当たり前かもしれません。
それなのに、SNSにはどこか余裕があり、おしゃれで整った空間をキープしているママたちがいますよね。
一体どうやったらあんな暮らしができるのでしょうか?
実は彼女たちは、「整理収納のプロ」でも「家事が得意なマルチタスク型のママ」でもありません。
違いは、“暮らしの動線と仕組みづくり”にあります。
家の中に“流れ”をつくると、片付けがラクになる
家の中が散らかる原因は、片付けができないからではなく、戻しにくい仕組みがあるから。
とくに子どもがスポーツや習い事をしている家庭では、物量も多く、動線が複雑になりがちです。
そこで今回は、整った暮らしを叶えるための「動線と仕組み」の工夫を、5つの視点でご紹介します。
1|帰宅動線を整えて、玄関を“暮らしの起点”に
玄関を整えると、リビングの散らかりが驚くほど減ります。
カギは、“帰ってきた瞬間に片付けが完了する”仕組み。
ポイントは3つ:
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壁にフックをつけ、ランドセルや帽子は“かける収納”に
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使用済みのユニフォームやタオルは、通気性のよいかごへ“投げ込み”
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翌日の持ち物をセットできる小棚で「準備の見える化」
さらに、フックやかごはナチュラル素材やアイアン風で揃えると、生活感を抑えた洗練された空間に。
2|洗濯動線を「移動しない仕組み」にする
「洗う→干す→たたむ→しまう」
この洗濯ルーティンは、家事の中でも最も移動が多く、時間もかかります。
そこでおすすめしたいのが、“その場で完結”する洗濯動線。
改善アイデア:
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洗濯機のそばに室内干しスペースとたたみ台を設置
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たたんだらすぐに家族別のかごへ分ける
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それぞれの部屋に配るだけで片付け完了!
木製シェルフやおしゃれなバスケットを使えば、機能性とデザイン性を両立したランドリースペースが完成します。
3|洗濯室とファミリークローゼットの連携で家事ラクに
もしこれから家を建てる・リノベーションするなら、洗濯室とファミリークローゼットをつなげる間取りを検討してみてください。
こんなメリットが得られます:
■洗濯〜収納までの移動が最小限に。
■家族の服を一か所で管理できて、朝の準備がスムーズ。
■片付けの負担が激減!
暮らしやすい家は、見た目以上に「“動線”の工夫」がものをいいます。
4|“自分でできる”を育てる収納と仕組み
「片付けてもすぐ散らかる…」という悩みの多くは、ママが“全部やってしまっている”ことが原因かもしれません。
大切なのは、子ども自身が“戻せる仕組み”を用意すること。
具体例:
■玄関近くに自分専用の荷物ボックスを置く
■イラストやラベルで「ここに戻す場所」が分かるようにする
■洗濯物は“通常着・泥汚れ・タオル”など自分で分類
これは家事シェアというより、子どもの自立を育てる第一歩でもあります。
5|収納の正解は「美しさ」より「戻しやすさ」
見た目の美しさを追求しすぎて、収納が複雑になってしまっていませんか?
本当に目指したいのは、「出す」より「戻す」が簡単な仕組みです。
収納のコツ:
■フタ付き収納より、オープンな“かご収納”が便利
■引き出しより“見える収納”
■出しっぱなしでも様になる、素材と色味を選ぶ
「戻しやすい収納」が習慣化すると、家族全体の暮らしのリズムも整っていきます。
まとめ|“できるママ”の正体は、「選択上手なママ」だった!
子育て中でも整った暮らしをしているママたちは、決して完璧な人ではありません。
彼女たちがしているのは、「すべてをやる」のではなく、「何を大切にして、何を手放すか」を選び取っていること。
まずは一か所、玄関や洗濯スペースから整えてみましょう。
少しずつでも暮らしの“流れ”ができれば、家の中のストレスは確実に減っていきます。
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そんなお悩みに寄り添うのが、奈良の住宅会社紹介カウンター「ナラタテ」です。
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